2月19日〜24日まで、東日本地区最大級の一般向けワイン販売イベント、新宿伊勢丹での、世界を旅するワイン展が開催されます。
今日からGSAジャパンの出品予定ワインをご紹介していきます。
今日のご紹介ワイン、『つるしな、ツウィスト』です。
『ツルツル飲めて、しなやか、エレガントな、商品名ツウィスト・オブ・フェイト(Twist of Fate)』は、ワインの教科書では、ポートワインや日常ワインの産地と誤解をされている産地、カリッツドープ地区の生産者、『デ・クラン』のワイン。
ケープタウンには、オランダ人が入植し、フランスやドイツやイタリアのワイン造りが伝わりました。一方、このカリッツドープ地区に近い港、モッセルベイには、ポルトガル人が入植したことで、ポルトガルのワイン造りが伝わりました。
このため、ポートワインやポルトガル系品種が、多く栽培されています。この為、品種の特性としてカジュアルなスタイルなワインも多いため、格下に見られたり、情報不足のため、まだまだ日本では、誤解されている生産地域かも知れません。
乾燥した地域ではありますが、キチンとした味わいに、後ろ髪ひかれ、かつ、引き込まれる魅力たっぷりのワインがあります。
今回、ご紹介するワインの品種は、ティンタ・バロカとティンタ・アマレーラで、フリーランスジュースを用いて、低温発酵させ、醸しの期間も3日と、赤ワイン造りには、珍しい手法で作られたワインです。
香りは、カシスやスラム、どこかイチゴを思わせる香り、時間と共に複雑になって、味わいは、心地よい優しい酸味、そして、なんといっても、このワインの醍醐味は、ガツンと最初から主張する果実味というよりも、繊細な果実が口の中で、まるで湧き出す温泉のように広がり、酸味と折り重なる満足感は、ミルフィーユのようで、とても印象に残ると思います。
特に、時間の経過と共に、甘く感じるエキス分が、バイヤーを虜にしました。
ワインの味わいにエレガンスを表現するのに、このワインは必須アイテムだと思います。
「しなやかで、つるつる飲めてしまう」このワインご期待下さい。
ワインの名前「Twist of Fate 運命のいたずら」は、先代のオーナーが、シラーの苗とティンタ・ロリスの苗を植え、出来上がったブドウをブレンドしてみたら、非常にエレガントで出来の良いワインとなり評判になりました。
ある時、DNA鑑定をしてみたら、シラーとティンタ・ロリスではなく、ティンタ・バロカと、ティンタ・アマレーラという事がわかり、『運命のいたずら』と語ったことから名付けられました。
催事の目玉商品として、伊勢丹のイベント公式ページでも取り上げられています。限定24本です!